Lumix DC-GH5は扱いづらくて高価なので、DMC-G8を購入した

2018年5月30日

1年ほど前ですが、Lumixのミラーレス一眼DC-GH5DMC-G8と、どちらを購入するか迷った挙句にDMC-G8を買いました。

自分は以前からlumixシリーズのミラーレス一眼カメラ GMC-GH3を使っていたので、買い替える際に検討したことや、DMG-G8の感想をまとめます。

 

DC-GH5を買わなかった3つの理由

スペック比較を今さらやっても仕方ねぇと思いますんで、主観的に気になったところを3点説明します。

高価すぎだろ

価格コムでDC-GH5の価格(2018年5月時点)を見ると19万円程度でした。

この機能なら20万でもお値打ち、みたいな空気になってるけど、やっぱ高いと思う!

対してDMC-G8は2018年5月時点で8.7万円。半額以下です。

それでも充分高価な趣味の逸品だとは思いますが、10万以下で本格的な写真が撮れるカメラで、しかも4Kビデオカメラとしても使えるなら、買ってもいいかなと思えました。

逆にGH5はちょっとオーバースペックかなと。

 

重すぎて常用できなさそう

これまで使っていたDMC-GH3と、DMC-G8、DC-GH5の重量(電池込み)を比較してみました。

型式 DMC-GH3 DMC-G8 DC-GH5
重量 550g 505g 725g

GH5の重量が、ほか2機種に比べて1.5倍近くあります。

自分はLumixシリーズを使う前はニコンの一眼レフを使っていたんですが、重くてかさばるため普段使いできなかった経験がありまして。

GH5の重さとサイズ感だと、その失敗を繰り返して普段使いできいないんじゃね?という抵抗感がありました。

 

動画ファイルが扱いづらい

DC-GH5には4k-10bitで制限時間なしに動画撮影できるというトンデモナイ機能があります。

主に動画撮影用として購入を考えていたので、これは魅力的でした。

しかし撮影データの扱いが簡単ではなく、使いこなせる自信がなかったので購入に踏み切れませんでした。

 

GH5の撮影データはWindows標準ソフトで再生不可

購入検討時に、ヨドバシカメラさんに展示していたGH5に持参したSDカードを入れて、テスト撮影させてもらいました。

そのデータを自宅のパソコンに取り込んで再生してみると、普段動画編集に使っているAdobe premire pro CS6では再生することが出来ましたが…Windows標準の動画再生ソフトである「メディアプレイヤー」「フォト」では再生できませんでした。

なので、テキトーに撮影した動画ファイルを確認する場合ですらadobe premire cs6を使わないと再生できないわけです。

もちろん10bitではなく8bitの普通の動画フォーマットで撮影すれば問題ないワケですが…それだとGH5を買う価値が半減するし…意味ないよなぁ…と思ってしまうワケです。

 

動画のファイルサイズが1.1GB/分と巨大

4k 10bit撮影にはもう1つ問題があって、ファイルサイズが巨大です。

自分が使いたい4K30fps : 10bit : 150Mbpsの撮影データだと、1.1GB/1分程度になります。

仮にこれで3時間撮影すると198GBと、トンデモナイ撮影データ量になります。

DC-GH5にはSDカードを2枚刺せるので、128GBのSDカードを2枚刺せばカード交換なしで3時間の連続撮影は可能なんですけど…これだけ大容量の動画データを管理・編集するのはしんどいと感じました。

DMC-G8だと、4K30fps : 8bit : 100Mbpsで3時間撮影して120GB程度のファイルサイズです。勿論これも全然小さくはないんですが…とはいえファイルサイズが2/3になるのです。

4K撮影の場合、撮影ビットレートは100Mbpsが標準になってる感じなので、4K撮影データを扱うならこのサイズの動画ファイルを扱うことを避けて通れません。

こんな感じで、GH5で撮影した大容量動画ファイルを扱うのは簡単ではないでしょう。

具体的には触れられませんでしたが、ファイルサイズが大きいため、動画編集も重くてキツイはずです。

 

DMC-G8の良かったところ3つ

そんな比較をした上で、自分はDMC-G8を買いました。

ここからは1年使って感じているDMC-G8の良さをまとめます。

 

制限時間なしに4K動画撮影が出来る

DMC-G8は、フラッグシップのGHシリーズ以外では初の、制限時間なしに4K動画撮影が出来る機種です。

自分の使い方ではマストな機能で、これがあるから買ったようなもんです。

これまで使っていたDMC-GH3の動画と比べて、DMC-G8で撮影した4K動画には明らかに細かい部分が写し込まれてます。

4K動画をフルHDに圧縮しても、やっぱりG8の撮影データの方が細かいところが写っていて高画質で、この画質で長時間撮影が可能、という性能に大変満足しています。

 

動画撮影中に5軸手ブレ補正が効く

Lumixのミラーレスカメラの手ブレ補正機能が徐々に強化されいたのは知ってましたが、G8でついに「動画撮影中も」「5軸手ブレ補正が」効くことになって、大変魅力に感じていました。

歩きながらカメラ手持ちで動画撮影する時は、GH3は手ブレがひどくて使えませんでしたが、G8だと手持ちで動作撮影してもブレがほとんど気にならず、人に配れるレベルの動画が取れます。(広角での撮影に限るとは思います)

写真撮影でも手ブレしにくくなったと感じていまして、強力なボディ手振れ補正技術は本当に素晴らしく、安心感があります。

 

ビューファインダーが見やすくなってた

ビューファインダーが非常に見やすくなってました。

DMC-GH3のビューファインダーは非常に不評だったし、自分もまともに使ってなかったんですが、G8では随分改善されてまして、いい感じで使っております。

見やすく、ピントも合わせやすい!バリアングル液晶での撮影もいいけど、ファインダーを使った撮影もいいもんです。

 

G8に感じた不満点3つ

逆にDMC-G8を買う時に目をつぶったところや、買った後で不満に思ったところもあります。

これも3点挙げてまとめます。

 

4K動画撮影時はセンサーがクロップされる

G8は4K動画撮影する場合、センサー中心部だけを使い、周辺部がクロップされます。

つまり、4K動画撮影だと画角が強制的に狭くなるのです。

こちらの方の検証によるとGH4の場合は焦点距離が1.3倍になるそうで、標準レンズの焦点距離12-35mmが、1.3倍した15.6 – 45.5mmになるわけですよ。

G8も同じ画素数なので、ほぼ同じ焦点距離の変化が起こるはずですが、正直やだなぁと思ってました。

単純に広角での動画撮影がしづらくなります。

自分は実際に使ってみた結果ガマンできず、超広角レンズを追加で買ってしまいました。

DC-GH5や、シリーズの最新機種DC-GX7mk3では4Kクロップが無いようなので、後継機種が出れば4Kクロップが無くなると思い、今後に期待してます。

 

フルHD撮影時の動画画質はGH3の方が上

体感ですが、フルHD撮影だと最新のDMC-G8より旧機種のDMC-GH3の方が高画質に撮影できます。

これは、GH3はフルHD撮影時に50Mbpsという高ビットレートで撮影できたが、G8だとAVCHDの標準的なビットレートである20MBpsで撮影するためかと思います。

ですので自分はG8での動画撮影は、多少クロップされても全て4Kで行い、フルHDでの動画撮影はやってません。

 

電池の持ちが悪くなった

もともと使っていたDMC-GH3は、標準バッテリー1個で2時間の連続動画撮影が可能な機種でした。

G8はそこまでバッテリーが持たず、4K撮影だと80分程で電池が切れます。

GH3のバッテリーの持ちが異常に良かった、といった方が正しいと思われますが、G8はバッテリーを多めに買ったり、外部電源を使って運用しております。

例えば「モバイルバッテリーを使って連続撮影時間を延ばす」に書いたように、スマホ用のモバイルバッテリーを使って長時間の動画撮影が可能です。

「Lumix DC-GH5は扱いづらくて高価なので、DMC-G8を購入した」:まとめ

以上DC-GH5を買わずにDMC-G8を買った理由と、G8を1年使ってみた感想をまとめてみました。

参考になれば幸いです。

GH5を買わなかった理由

・高い / 重い / 動画ファイルが扱いづらい

 

DMC-GH3 → DMC-G8に買い替えて、よいと感じたところ

・4K動画撮影機能 / ボディ内手ブレ補正 / ビューファインダーの進化

 

G8を1年使ってみての不満

・4K動画撮影時にクロップされる / フルHDの画質がいまいち / 電池の持ちが悪い